本記事の内容
- Smell Marketとは?
- Smell Marketの仕組み
- Smell Marketの将来性
今回は、Web3.0時代に革命をもたらすであろうプラットフォーム「Smell Market」を解説します。
Smell Marketを一言で言うと、匂い・香りのNFT専用のプラットフォーム。
世界初の匂いNFTの購入や販売などができるサービスです。
こんな風に思った方は、ぜひ最後までご覧ください。それではさっそく参りましょう。
Smell Marketとは?
Smell Marketは、匂い・香りのデジタルアイテム(NFT)を購入・発行・管理できる世界初のプラットフォーム。
匂いのデジタルコードの統一を目的としたDSF(Digital Smell Format)という共通フォーマットを採用しています。
Smell Mafiaの目標は、匂いに関する文化を再定義し、匂いの世界を変えること。
また、Smell Marketでは、ユーザーはマーケットプレイスで匂い・香りのNFTを購入・再販することができ、購入したNFTはディフューザーで再生可能。
さらに、自身で作成したオリジナルの香りデータを販売し、購入される度に著作権料が受け取れるため、Smell To Earnが実現できます。
現在のNFTはイラストが中心ですが、香りのデータをNFT化することで、自分のお気に入りの香りで稼げる時代がやってきました。
なお、Smell Marketは2023年の4月末にリリース予定のため、現在はNFTを買ったり作成したりすることはできません。
サービス開始まで、楽しみにしておきましょう。
Smell Marketの仕組み
Smell Marketで匂いのNFTを購入できると聞いても、
って思いますよね。
Smell Marketで購入したNFTの匂いを楽しむためには、専用のアプリとディフューザーが必要です。
具体的には以下のとおり。
- Smell Marketのプラットフォームで匂いのNFTを購入する。
- 購入したNFTは専用アプリで確認できるようになる。
- 専用アプリとディフューザーをBluetooth接続することで、ディフューザーから香りを再生して楽しむ。
なお、匂い・香りのNFTには、再生回数が決められているため、無期限で匂いを楽しめるわけではありません。
また、購入したNFTは売却も可能ですが、残りの再生回数が少なくなると、その分価値も減少してしまいます。
ディフューザーは匂いの強さや広がり方なども調整できますし、コンパクトなので、外出先でもお気に入りの香りに包まれた状態で過ごすことができますよ。
Smell Marketで購入できるNFT
Smell Marketで購入可能なNFTは以下の2種類で、どちらも転売可能です。
- オーナーカード
香りの基となるNFT本体の所有権。香りの利用権であるコモンカードが購入される度に、暗号資産SMLが配当としてもらえる。香りを楽しむことはできない。 - コモンカード
香りの利用権。専用ディフューザーを通して購入したNFTの香りを楽しむことができる。香りの再生回数には上限がある。
Smell Marketの将来性
匂いのデジタルデータに特化したSmell Marketは、今後さらに普及していくことは間違いありません。
なぜなら、匂いや香りは私たちの暮らしに欠かせないものだから。
日常生活の中であまり意識されていませんが、嗅覚は私たちの五感の中でも非常に重要な役割を果たしています。
例えば、商店街で美味しそうな匂いにつられてお惣菜を買ったり、ハイキングで自然の匂いに癒されたり、恋人の匂いに安心したりなど、匂いによって私たちの暮らしは彩られていますよね。
また、匂いによって記憶が呼び起こされるという研究もあり、実際に認知症や記憶喪失の方の記憶を取り戻すために匂いを使った治療が行われています。
もし、匂いのない世界だったとしたら、なんだか寂しくて、様々な体験における感動も少なくなってしまうかもしれません。
そんな匂いをデジタルデータにすることで、より手軽に、様々な匂いが楽しめるようになるんです。
現在主流のディフューザーは、一つの匂いしか楽しめませんが、Smell Marketが浸透して匂いのデジタル化が進むと、一つのディフューザーから無限の匂いを楽しめる世界がやってきます。
この流れは、音楽がCDからダウンロードやストリーミングで聞くことが一般的になったように、不可逆の流れになることでしょう。
そうなれば、世界初の匂い・香りのプラットフォームである「Smell Market」は、音楽のSpotifyやApple musicのように、全世界で知らない人はいないほどの存在になるかもしれませんね。
まとめ:匂い・香り専用のプラットフォーム「Smell Market」
今回は、匂い・香り業界に革命をもたらすプラットフォーム「Smell Market」を詳しく解説してきました。
おさらいすると以下のとおり。
Smell Marketとは?
匂い・香りのデジタルアイテムを購入・発行・管理できる世界初のプラットフォーム。
Smell Marketの仕組み
- Smell Marketで購入したNFTの匂いを嗅ぐためには専用のアプリとディフューザーが必要
- 専用アプリとディフューザーをBluetooth接続することで、ディフューザーから香りを再生して楽しめる。
- ディフューザーは匂いの強さや広がり方なども調整でき、コンパクトなため外出先でも匂いを楽しめる。
- 匂い・香りのNFTには再生回数が決められている。
- 購入したNFTは売却が可能だが、残りの再生回数が少なくなると、その分価値も減少する。
Smell Marketで購入できるNFT
- オーナーカード
香りの基となるNFT本体の所有権。香りの利用権であるコモンカードが購入される度に、暗号資産SMLが配当としてもらえる。香りを楽しむことはできない。 - コモンカード
香りの利用権。専用ディフューザーを通して購入したNFTの香りを楽しむことができる。香りの再生回数には上限がある。
Smell Marketの将来性
- 匂いや香りは私たちの暮らしに欠かせない存在。
- 匂いは記憶と密接に結びついており、生活に彩りをもたらしてくれる。
- 今後は音楽のように匂いをダウンロードしたり、ストリーミングしたりする時代になる。
それでは今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。